株式会社イグニス（所在地：東京都渋谷区、代表取締役：銭錕　以下、イグニス）は、2022年12月23日付で主要株主である筆頭株主の異動がありました。
　また、本日開催の株主総会において、下記のとおり取締役の異動について決議致しました。
　併せまして、本日開催の取締役会において、会社法第155条第13号及び会社法施行規則第27条第1号の規定に基づき、自己株式の無償取得し、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議致しましたので、お知らせいたします。

１．主要株主である筆頭株主の異動

（１）異動が生じた経緯

2021年３月８日より実施されたマネジメント・バイアウト（以下、MBO）*及びその後の組織再編行為等により、米国の投資会社であるベインキャピタルによって保有・運用されているファンド「BCPE Wish Cayman2, L.P.」が議決権の49.93％を所有する当社の主要株主である筆頭株主となっておりました。その後、ベインキャピタルグループより西直史氏に社外取締役として就任いただき、当社グループ全体の事業拡大に向けた支援・アドバイスを受けた結果、当社グループが展開する事業基盤整備が進展したこと等から、2022年12月23日付で「BCPE Wish Cayman2, L.P.」が所有する当社株式のすべてを、当社の代表取締役である銭錕氏及び鈴木貴明氏に譲渡（以下、本譲渡）することとなりました。 本譲渡により、「BCPE Wish Cayman2, L.P.」は主要株主である筆頭株主に該当しないこととなり、銭錕氏は主要株主である筆頭株主に該当することとなり、鈴木貴明氏は主要株主に該当することとなりました。その結果、当社の株主は銭錕氏および鈴木貴明氏の2名となります。また、「２．自己株式の無償取得」に記載の取引により、銭錕氏および鈴木貴明氏は当社の株式をそれぞれ同数保有することとなり、それぞれ主要株主である筆頭株主に該当することとなりました。

*「マネジメント・バイアウト(MBO)」とは、公開買付者が当社の役員との合意に基づき公開買付けを行うものであって当社の役員と利益を共通にするものである取引をいいます。

（２）主要株主である筆頭株主に該当しないことになった株主