代表メッセージ

代表取締役社長:銭 錕、代表取締役CTO:鈴木 貴明

2010年5月

「世界にインパクトを与えなければ、気がすまない」

社会人になる前から心にあったこの強い想いを実現するべく、私はイグニスを創業しました。

スマートフォン市場が爆発的な成長の兆しを見せはじめていました。
コミュニケーションツールの次の「あたりまえ」はチャットアプリになると予想した私は
peepというプロダクトの開発に着手しました。

チャレンジするジャンルは間違っていませんでした。
戦略もプロダクトの企画も画期的でした。

世界同時展開を本気で実現しようとサンフランシスコ、北京、香港に出向いて子会社設立に奔走しました。

大きなチャレンジに共感する優秀な仲間がどんどん集まりました。

はじめは3人だったプロジェクトチームが、たった半年で20人増えました。

ついでに会社の借金(&私の個人保証)も1億円近くまでふくれあがっていました。

2012年5月

peepはついにリリースの日をむかえました。
そして、盛大に失敗しました。

ユーザー視点、開発力、資金力。
ヒットプロダクトを生み出すために必要なあらゆる要素が足りなかったのです。

リリースから2週間、断腸の思いでpeepプロジェクトの休止を決意しました。

未熟なチームが大ヒットサービスを生み出せるほど、世の中は甘くない。
まずはチームのものづくりのレベルをあげることからはじめよう。
もう一度一からやり直そう。そうチームに話しました。

チームがバラバラになってもおかしくない事態でした。
私はそうなる可能性を覚悟していました。
しかし、チームのみんなは誰一人去っていくことはありませんでした。

再スタート

我々は何十個もの小さなプロダクトを創ることから再スタートしました。

ユーザーのニーズにかなっているか
ユーザーにとってわかりやすくあるか

シンプルなユーザーファーストの思想で完全内製にこだわり、プロダクトを作り続けた結果、
累計ダウンロード数は4000万DL、月間利用者数は600万人を超えました。
会社の月間売上も1年で10倍以上になりました。
優秀な仲間がさらに増えました。

借金もほとんど返済できました。

新たな挑戦

どん底だった2012年6月から這い上がり2014年7月には資本金100万円で東証マザーズに株式公開、
その年度の営業利益は5億円を超えました。

しかし、我々はスマートフォンアプリ市場が黎明期から円熟期に差し掛かっていることに気づいていました。
それは、「3人で1ヶ月以内に1アプリ作る、を大量にやる」という
2012年からおこなってきた事業の終焉を意味していました。

それでも既存事業にしがみつけば数年は利益を安定して上げることができたかもしれません。
しかし、我々のミッションは「次のあたりまえを創る。何度でも」です。
ミッションを達成していくためには、我々は、ものづくりの集団としてさらに成長する必要がありました。

既存事業を捨て、次のレベルのチャレンジに会社の力の8割をさきました。

大きなニーズに対する大型・大規模開発への挑戦です。
これは新しく会社を創業するのと同じレベルの業態変化でした。

そこから大量の数の失敗と挫折を味わいました。
そして大量の学びを得ることができました。

ネイティブゲーム事業で創りだした「ぼくとドラゴン」は270万DLを超えるヒットとなり
我々が次のレベルでも戦えることを証明しました。

我々は、世界にインパクトを与える数々のビックプロジェクトにチャレンジしはじめています。

イグニスには様々な事業のアイディアが溢れています。
あなたの面白いアイディアを求めています。
アイディアを次々と実現する会社を、全力でサポートしたい人を求めています。

イグニスにはチャレンジできる場があります。
一緒にチャレンジする仲間がいます。
アイディアを実現する技術力があります。
チャレンジをサポートするカルチャーがあります。
チャレンジしたことをきちんと評価できる経営陣がいます。

「次のあたりまえを創る。何度でも」

このミッションに共感し、社会現象となるようなサービスを創りたいという方を心からお待ちしております。

代表取締役社長 銭 錕

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